AI Messenger ChatbotのAI対話システムを利用し、“デジタルツイン”の冨永愛さんと会話が出来るチャットボットを三菱地所レジデンスに導入

AI対話カンパニーとして対話のDXを推進する株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:米山結人、以下AI Shift)
が提供するAIチャットボット「AI Messenger Chatbot」のAI対話システムが、2022年7月28日に公開された三菱地所レジデンス株式会社の「ザ・パークハウス」の室内を再現した仮想空間「SUPER MODEL ROOM」において、“デジタルツイン”の冨永愛さんと会話が出来るチャットボットとして導入されたことをお知らせいたします。

▼背景
これまでAI Shiftでは、自然言語処理等の技術を活用した独自の対話エンジンを開発し、AIチャットボット「AI Messenger Chatbot」やAI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」などの提供を通して対話のDXを進めてまいりました。

▼プロダクト概要
本チャットボットでは、モデルルームの案内人となる“デジタルツイン”の冨永愛さんに対し、ユーザーが自由にチャットを用いてモデルルームの空間に関する質問をすることができます。

例えば「部屋の広さについて」「お気に入りのポイントは」などの質問をすると、冨永愛さんそっくりの声と共に回答が返って来ます。

当社ではサイバーエージェントのAI技術研究組織「AI Lab」と連携しながらプロダクトの開発に取り組んでおり、本チャットボットでコミュニケーションをする“デジタルツイン”の冨永愛さんの音声は、「AI Lab」が持つAI音声合成技術にて実現されました。わずかなニュアンスの違いを表現できる抑揚技術により、本案件全ての音声を自動生成しています。

また、回答時の冨永愛さんの映像生成においては、合成された音声データから母音を推定し、発話タイミングにあわせて自動的に自然な口の動きを適用する技術を活用しています。

▼今後の展望
メタバース市場の拡大に伴い、チャットボット・ボイスボットを活用したメタバース上の店舗での接客やお問い合わせ対応が進んでいくと考えております。AI Shiftでは今後、独自の技術を用いた対話エンジンを活用し、リアルにとどまらずメタバースなどの分野においても、対話のDXを推進してまいります。
参考URL:
https://tph-pr.mecsumai.com/


■ザ・パークハウス『SUPER MODEL ROOM』について
2022年7月28日(木)にオープンした特設サイトでは、『SUPER MODEL ROOM』の住民として入居している“デジタルツイン”の冨永愛さんが、ルームツアーの案内人となり「こだわりの暮らし」を紹介していきます。ブラウザ内では、解放感のある「リビング」や、快適でシンプルな「キッチン」の他に、計9つの空間を自由に巡ることが可能です。

すべての部屋は、現実世界の時間と紐づけられているため、ユーザーは特設サイトを訪れる時間によって、昼や夜で変わる日差しの角度など、変化する部屋の雰囲気を楽しむことが出来ます。また、『SUPER MODEL ROOM』の機能のひとつであるチャットボットでは、“デジタルツイン”の冨永愛さんにお気に入りの家具について質問をしたり、コメントの投稿が出来ます。

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