あいさつ
はじめまして!長岡技術科学大学修士1年の大場 雅士です!私は、株式会社AI Shiftでサーバーサイドエンジニアの内定者アルバイトとして参加させていただきました。普段は新潟県長岡市に住んでいるため今回はフルリモートでの参加となりましたが2回ほどオフィスに出社する機会があり、AI Shiftのメンバー及びサイバーエージェントのメンバーと多く交流させていただきました。
はじめに
期間:2021年10月05日 ~ 2021年12月28日
勤務形態:フルリモート 週2日勤務(実勤務日数 23日)
トレーナー:滝波 景さん、青野 健利さん
メンター:邉土名 朝飛さん
内定者バイトでAI Shiftを選んだ理由
私は、まだITが参入できていない領域のDXに興味をもっており、サイバーエージェントでもそのようなプロダクトを作っている部署で働きたいと考えておりました。AI Shiftでは「Chatbot」や「Voicebot」などの対話を主としたプロダクトを開発しています。これらは従来、有人対応していたカスタマーサポートや、コールセンターの業務のDXに取り組んでいるプロダクトです。特に、コールセンターのDXはまだまだITの参入ができていない領域であり、ほぼ全て人力で行っていた業務を大幅に改善できるプロダクトであると考えているため、非常に興味を持ちました.
内定者バイトでの目標
- 現場での開発に慣れる
- 使ったことのない技術での開発に挑戦する
- AI Shiftの方々と交流を深め雰囲気を知る
- サイバーエージェントの方々と交流を深める
- 自分なりの次の方向性を定める足がかりにする
行ったこと
Voicebotのログ出力機能の修正
使用技術:Python (FastAPI),GCP (ロギング) 等
Voicebotは電話がかかるとAIが自動応答し、相手の発話に対して応答することでコールセンターやカスタマーセンターの人手で担っていた部分をAIに任せることができるアプリケーションです。しかしながら、この電話での対話の部分で何かしらの障害が起きた際に、どの対話による障害なのかをログから発見することができませんでした。そのため、どのプロジェクトによるものか、どの対話によるものか、架電情報などをログに出力できるよう修正しました。これによって障害が起きた場合にGCPのロギングから障害箇所を特定でき、迅速な対応ができるようになると思います。
VoicebotのリプレースによるAPI開発
使用技術:Go (Echo) 等
Voicebotでは、電話を受けた際にAIによる自動応答システムと接続する部分とWebSocketによる双方向通信を行います。また、これらの架電情報を管理者画面であるWebとHTTP通信を行います。この2つの処理を1つのアプリケーションで行っていました。そのため、このリプレースでは2つの異なるプロトコルの分離を図ると同時に、Voicebotの設定等を管理者画面で行えるようにするといったものでした。実際に、Voicebotの設定を行うためのAPIを作成しました。もともとMVCのアーキテクチャで書かれたPythonコードを理解し、Go言語でクリーンアーキテクチャに従ってコードを書いていったため、それぞれの言語の違いやアーキテクチャに関する理解などが深まりました。
学び
初めてGo言語でしたが、Webアプリの一般的なAPI開発をGo言語で行う知見を得ることができました。もともとAI Shiftに参加させていただく前はインターンなどの経験がなかったため現場での開発は不安でしたが、プルリクエストに対してかなり丁寧なレビューを頂けたことにより大きく知見を伸ばすことができました。また、実際のチーム開発のコミュニケーションのとり方、Githubの使い方などを体験することで、現場での開発に以前よりは慣れることができたと思います。
また、ビジネスチームと開発チーム合同でのミーティング等に参加できたり、ビジネスの方々からのインプット会などに参加できたことで、エンジニアとしてのビジネスの関わり方も少し拝見できたように思います。このような経験は自分にとって非常に貴重な経験となりました。
まとめと感想
今回の内定者バイトの参加は自分にとって非常に有意義になりました。最初に自分で立てた目標に関しては達成できたところもあると思っております。しかし、自分の中で多くの課題が見つかった3ヶ月間でもありました。今後は、今回の内定者バイトで見つかった自分の中の課題にしっかりと向き合い、入社時に即戦力となる人材を目指したいと思います。